職場にごみを無断搬入、放置で職員懲戒 奈良市
奈良市は8日、所有地付近で伐採した枝葉など約14トンを無断で職場に搬入、3日間放置したとして、奈良阪処分地管理事務所(同市奈良阪町)の男性職員(43)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。市によると、職員は5月20、22日に伐採した枝葉などを業者に搬入させており、「処分地を探す間の仮置きのつもりだった」と話したという。
また、交通死亡事故を起こしたとして、ゴミ処理場「環境清美センター」の男性職員(42)=自動車運転過失致死罪で公判中=を停職5カ月の懲戒処分とした。市によると、男性職員は昨年8月16日夜、大阪府大東市中垣内の府道で自家用車を運転中、道路を歩いていた男性=当時(74)=をはねて死亡させた。